インサイト(ZE2)のスマートキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2020年12月27日
- 読了時間: 3分

販売店様よりH21年式のインサイト(ZE2)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
インサイトはツイストノブのスマートキータイプとキータイプの2種類が設定されています。

今回はスマートキータイプですので
スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブにあるスイッチ部分に触れることでドアロック・アンロック、キーを挿さずにツイストノブをひねるだけで、エンジン始動ができる車両になります。
今回はドアがあいている状態でしたので、
まずメカニカルキー(バッテリーがあがった際にドアを開けるためのかぎ)を復旧していきます。



(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)
こちらのカギはウェーブタイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。
通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。
ホンダのウェーブキーは古くなると内部のピン破損が発生することが多いため、スマートキーやキーレスを使わず、頻繁にキーを抜き挿ししている車両は注意が必要です。
キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。
高精度でスムーズに回るかぎが完成です。

次にイモビライザーの登録準備として、作成したメカニカルキーがイグニッションに挿さるようにツイストノブのカバーを外します。
ホンダ車では、このカバーを外すだけでメカニカルキーを挿すことができる車両もありますが、インサイトはツイストノブそのものを外さなければメカニカルキーを挿すことができません。

ホンダの取説に従って、画像の位置にキー先端を差込み、ツメを押し下げればツイストノブを取り外すことができます。
専用のコンピューターを車両に接続し、
イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。
あれやこれやと手順を踏んでいき、データ抽出完了後、新たなスマートキーを登録します。車両から反応があれば登録完了です。
動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。

当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。
※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。
(以下検索用)
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