フィット(GE6)のリモコンキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年1月4日
- 読了時間: 3分

一般のお客様よりH22年3月登録のフィット(GE6)のリモコンキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
今回は「わ」ナンバーのレンタカーで、明日が返却期限ということでレンタカー業者様の許可を得た上での作業となりました。数件のかぎやさんにも相談されたようですが価格が安く、イモビライザー対応が確実な業者ということでお選びいただきました。
重ねてお礼申し上げます。

フィットはツイストノブのスマートキータイプとキータイプの2種類が設定されています。
今回はリモコンキータイプですので
リモコンでドアロックを開錠し、キーを挿してエンジン始動する車両になります。

まずはピッキングでドアロックを開錠します。
早速運転席ドアノブのキーシリンダーからピッキング開始です。
まずは内部を覗き、ピンの動きを確認。
次にピンを揃えていきます。
手応えがあり、
シリンダーが回転しました。

通常であればここで開錠成功となるのですが、この車両では、次の段階が待ち構えていました。

次の段階に進んでいくと、更にキーシリンダーが回転します。
ここで開錠成功となります。
しかし、今回はこれで終わりではありません。
この状態では、カギを挿しこむことができません。
カギを挿し込むには、ななめになったキーシリンダーを元の角度に戻すための作業が必要です。
更に作業を進めて、元の状態に戻りました。




(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)
こちらのカギはウェーブキータイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。
通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。
ホンダのウェーブキーは古くなると内部のピン破損が発生することが多く、キーが回らなくなったりキーが抜けなくなったりします。
スマートキーやキーレスを使わず、頻繁にキーを抜き挿ししている車両は注意が必要です。
キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。

キーカット完了です。
しかし、このかぎではまだリモコンも使えませんし、もちろんエンジンも始動できません。
該当基盤を在庫から選び出し、
専用のコンピューターを車両に接続し、
あれやこれやと手順を踏みイモビライザー を登録していきます。

イモビライザーランプが消灯し、登録が完了すれば、リモコンも同時登録されます。車両から反応があれば登録完了です。

動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。

今回は1本はリモコンキー、もう1本はイモビライザーチップ入りキーを作成しました。
リーズナブルに即日復旧を目指して取り組んでおりますので、お困りの際にはご相談ください。

当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のスマートキーやリモコンキー基盤を採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。
※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。
(以下検索用)
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