フリード(GB3)のリモコンキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年11月3日
- 読了時間: 3分

お客様よりH22年6月登録のフリード(GB3)のリモコンキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。

フリードはツイストノブのスマートキータイプとキータイプの2種類が設定されています。
今回はリモコンキータイプですので
リモコンでドアロックを開錠し、キーを挿してエンジン始動する車両になります。

まずはピッキングでドアロックを開錠します。
早速運転席ドアノブのキーシリンダーからピッキング開始です。

(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)
こちらのカギはウェーブキータイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。
通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、ピッキング開錠にも技術が必要です。
ホンダのウェーブキーは古くなると内部のピン破損が発生することが多いため、スマートキーやキーレスを使わず、頻繁にキーを抜き挿ししている車両は注意が必要です。

まずはキーシリンダー内部を覗き、ピンの動きを確認。
次に1ピンずつピンを揃えていきます。
手応えがあり、
シリンダーが回転しました。
通常であればここで開錠成功となるのですが、この車両では、次の段階が待ち構えていました。

次の段階に進んでいくと、更にキーシリンダーが回転します。
ここで開錠成功となります。
しかし、これで終わりではありません。
この状態でシリンダーがロックされてしまいます。
この状態では、カギを挿しこむことができません。
カギを挿し込むには、ななめになったキーシリンダーを元の角度に戻すための作業が必要です。
更にピッキング作業を進めて、元の状態に戻りました。

開錠後は、キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。

高精度でスムーズに回るかぎが完成です。

次にリモコン登録に進みます。
ホンダのリモコンキー基盤は車種やスライドドアの有無なボタン数により沢山の種類が存在しますので、適合するものを探し出すのが大変です。

あれやこれやと手順を踏み、車両から反応があれば登録完了です。

今回はリモコンキー1本とリモコンなしのノーマルキーを1本作成となりました。
動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。
リーズナブルに即日復旧を目指して取り組んでおりますので、お困りの際にはご相談ください。
当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のスマートキーやリモコンキー基盤を採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。

※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
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