ヴェゼルハイブリッド(RU3)のスマートキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年2月8日
- 読了時間: 3分

一般のお客様より、H26年12月登録のヴェゼルハイブリッド(RU3)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
お客様によると、スマートキー復旧のためディーラーさまに連絡されたそうですが、ご自宅駐車場入口の道幅が狭く、坂道の勾配角度がきついため、積載車やレッカー車での対応ができないと断られてしまい困っていたとのことでした。
細い道や入り組んだ路地、また立体駐車場や地下駐車場なども積載車やレッカー車対応が困難なケースが多く、良くご相談をいただきます。
現場に到着し早速作業開始です。

ヴェゼルハイブリッドは全車プッシュボタンのスマートキータイプが設定されています。

今回はスマートキータイプですので
スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブに手を差し込むことでドアロック解除、プッシュスタートボタンを押すだけでエンジン始動、ドアノブにあるスイッチを押すことでドアロックができる車両になります。

今回はドアロックはすでに開錠されていたため、スマートキー復旧から始めます。
防犯のため、車検証と身分証の一致確認後、適合するスマートキーを在庫の中から選び出し、車両登録の準備を進めます。
専用のコンピューターを車両に接続し、
イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。

あれやこれやと手順を踏んでいき、新たなスマートキーを登録します。イグニッションスイッチボタンを押して、車両から反応があれば登録完了です。

次にメカニカルキー(バッテリーがあがった際にドアを開けるためのかぎ)を復旧していきます。



(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)
こちらのカギはウェーブタイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。
通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。
ホンダのウェーブキーは古くなるとシリンダー内部のピン破損が発生することが多いため、スマートキーやキーレスを使わず、頻繁にキーを抜き挿ししている車両は注意が必要です。
キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。
高精度でスムーズに回るかぎが完成です。

動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。

ちなみにディーラーさまでは今回のように現場での復旧作業はできません。
なおかつ、
・部品到着に2週間以上
・ディーラーさままでのレッカー費用
・ドアロック開錠費用
・修理完了までのレンタカー費用
などが必要となります。
今回のように物理的にレッカー車対応が不可能なケースもございます。
くるまのかぎやさんであれば、リーズナブルにその場で復旧可能ですのでご相談ください。
当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。
※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。
(以下検索用)
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