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  • 執筆者の写真くるまのかぎやさん

VOXY(ZRR70W)のスマートキー全紛失からの復旧作業





お客様より、H20年3月登録のVOXY(ZRR70W)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。

ありがとうございます。





こちらのVOXYはプッシュボタンタイプとなっていますので、スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブに手を差し込むことでドアロック解除、プッシュスタートボタンを押すだけでエンジン始動、ドアノブにあるデコボコのスイッチ部分に触れることでドアロックができる車両になります。





まずは施錠されているドアロックを開錠します。



運転席ドアノブのキーシリンダーをピッキングにて開錠していきます。



(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)


こちらのカギは内溝タイプと呼ばれており、外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。




ピッキングにて開錠成功です。



防犯のため、車検証と身分証の一致確認後、適合するスマートキーを在庫の中から選び出し、車両登録の準備を進めます。





専用のコンピューターを車両に接続し、イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。


両側パワースライドドア付きの車両でしたので適合のものを選び出し、スマートキーに登録済みデータを初期化します。


トヨタやレクサスのスマートキーは、一度車両に登録したものは他の車両へ登録することは出来ない仕組みになっておりますが、当店では特殊な機械を利用して、未登録の状態(初期化)にすることが可能です。


電波による非接触方式で初期化を行っておりますので、スマートキー基盤に手を加えたり、改造したりするようなことは一切行っておりませんのでご安心ください。


初期化完了後、抽出したデータを元にあれやこれやと手順を踏み、新たなスマートキーを登録します。





イグニッションスイッチボタンにスマートキーをかざして車両から反応があれば登録完了です。





次にメカニカルキー(バッテリーがあがった際にドアを開けるためのかぎ)を復旧していきます。


キーの内側に溝が掘り込まれるタイプで、内溝キーと呼ばれる特殊キーになります。


キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。

高精度でスムーズに回るかぎが完成です。





動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。





ちなみにディーラー様ではイモビライザーコンピューター・スマートコンピューター・新品スマートキー本体・メカニカルキー・運転席キーシリンダーを全て新品に交換することで復旧されますが、


・費用が高額(○○万円以上)

・部品手配から作業完了までに1週間程度

・ディーラー様までのレッカー費用

・ドアロックの開錠費用

・修理完了までのレンタカー代車費用


などが必要となります。


また、年式が古くなってくると、メーカーでの新品コンピューターの製造が終了してしまっておりディーラー様でも作業を断られるケースも発生しているようです。


ディーラー様では今回のように現場での復旧作業はできませんが、くるまのかぎやさんであれば、リーズナブルにその場で復旧可能ですので一度ご相談ください。





当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。


年式や車種により在庫が異なりますので、

ご相談ください。



※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。

その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。




(以下検索用)



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