ハイエースバン(KDH201V)のキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年8月16日
- 読了時間: 3分

お客様よりH24年1月登録のハイエースバン(KDH201V)のキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。
ハイエースはエンジンやサイズの種類が豊富であり、商用車として営業や配送などのお仕事はもちろん、キャンピング仕様やトランポ仕様なども含めプライベートでも人気の高い車両になります。

こちらのハイエースは4ナンバーの標準(ナロー)ボディでバンタイプになり、
キーを挿して回すことでエンジン始動するタイプになります。
モデル的には3型前期と呼ばれており、グレードやオプションによりイモビライザー装着の有無が設定されていたように記憶しております。

ドアは開いていましたので、防犯のための車検証と免許証の照合確認後、早速作業に入ります。

まず現車を確認していきますが、メーターパネルにイモビライザーマークが見当たらないことや、グレードが「デラックス(DX)」であること、お客様が使われていたカギがグリップ部分も鉄のカギだったということから、イモビライザー非装着ではないかと予想されました。
いずれにしてもキーカットが必要になりますので、シリンダーの情報からコンピューターマシンにデータ入力していきます。

データを入力後、ブランクキー(まだ溝をカットしていないキーの材料)をマシンにセットしカットしていきます。

スムーズに回るかぎが完成です。
カットしたキーでエンジン始動してみると、やはりメーターパネルにもイモビライザーランプは存在せず、エンジンがスムーズに始動しました。
もしイモビライザーが付いていれば、コンピューターシステムによる燃料カットやエンジン点火カットが行われ、この鉄のカギではエンジン始動できません。

イモビライザー非装着のため、料金的にもリーズナブルに復旧することができましたのでお客様にも喜んでいただけました。
しかし、ハイエースのイモビライザー非装着車両は盗難率が高いため被害に遭わぬよう注意が必要です。

今回は予算の都合上、鉄のカギで復旧しましたが、リモコンキー設定車両の場合、リモコンキーでの復旧も可能です。

最後にお客様にもご確認いただき、全ての作業が完了です。

当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のスマートキーやリモコンキー基盤を採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。
※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。
(以下検索用)
Comments