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フィットハイブリッド(GP5)のスマートキー全紛失からの復旧作業

  • 執筆者の写真: くるまのかぎやさん
    くるまのかぎやさん
  • 2021年5月30日
  • 読了時間: 3分



お客様よりH25年10月登録のフィットハイブリッド(GP5)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。


フィットハイブリッドは全車プッシュボタンのスマートキータイプが設定されています。





スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブに手を差し込むことでドアロック解除、プッシュスタートボタンを押すだけでエンジン始動、ドアノブにあるスイッチを押すことでドアロックができる車両になります。






こちらのカギはウェーブキータイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。

通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。


(※画像はサンプルです。該当車両のものではございません。)




まずはピッキングでドアロックを開錠します。

早速運転席ドアノブのキーシリンダーからピッキング開始です。


内部を覗き、ピンの動きを確認。

次にピンを揃えていきます。


手応えがあり、

シリンダーが回転して解錠成功です。





しかし、これで終わりではありません。





特殊なウェーブキーのため、ピッキングで解錠するとキーシリンダーが斜めに傾いた状態で固定され、カギを挿しこむこともできなくなります。





元のようにカギを挿し込むには、斜め傾いたキーシリンダーを元の角度に戻すために再度ピッキングでの作業が必要となります。


更に作業を進めて、元の状態に戻りました。


ホンダのウェーブキーは古くなると内部のピン破損が発生することが多いため、スマートキーやキーレスを使わず、頻繁にキーを抜き挿ししている車両は注意が必要です。


防犯のため、車検証と身分証の一致確認後、適合するスマートキーを在庫の中から選び出し、車両登録の準備を進めます。


専用のコンピューターを車両に接続し、

イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。


あれやこれやと手順を踏んでいき、新たなスマートキーを登録します。イグニッションスイッチボタンを押して、車両から反応があれば登録完了です。





今回は諸事情により、スマートキーのみ登録して、メカニカルキーカットはなしになりましたので、動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。



ちなみにディーラーさまでは今回のように現場での復旧作業はできません。

なおかつ、


・部品到着に2週間以上

・ディーラーさままでのレッカー費用

・ドアロック開錠費用

・修理完了までのレンタカー費用


などが必要となります。


くるまのかぎやさんであれば、リーズナブルにその場で復旧可能ですのでご相談ください。





当店では、環境にもお財布にもやさしい良質なリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。


年式や車種により在庫が異なりますので、

ご相談ください。



※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。

その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。




(以下検索用)



 
 
 

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