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プリウス(NHW20)のスマートキー不良による復旧作業

  • 執筆者の写真: くるまのかぎやさん
    くるまのかぎやさん
  • 2020年12月6日
  • 読了時間: 3分




H17年2月登録のプリウス(NHW20)のスマートキー不良による復旧作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。





お客様よりお話をお伺いしたところ、スマートキーのボタン部分が破れてしまったため、お客様ご自身にて非分解のスマートキーを分解され、中古のスマートキーを分解し元の基盤を移植後、接着剤で接着したとのことでした。

この作業直後からエンジン始動ができなくなりご依頼となりました。





お客様はイモビライザーチップの存在を知らずにリモコン基盤だけを移植されているようで、元のスマートキーは破棄してしまわれたようです。


20プリウスにはスマートキーの設定が2種類あります。





①グレード『G』と特別仕様車の『S 10thアニバーサリー』もうひとつは、②グレード『S』

の2種類です。


①はスマートキーのエンブレムがメッキで、スマートキーを持っていれば

運転席ドアノブに埋め込まれたスイッチを押すことでドアロック操作ができ、ダッシュボードにあるスロットにスマートキーを挿し込まなくてもエンジン始動が可能です。


②はスマートキーのエンブレムがメッキではなく黒色で、スマートキーのボタンを押してドアロックを解除し、ダッシュボードにあるスロットにスマートキーを挿し込まなければエンジン始動できません。





このように、スマートキーの機能が違うためスマートキー本体も種類や登録方法が異なります。


今回は①のパターンになりますので、復旧作業も複雑なタイプです。


スマートキーのケース部分を接着剤で接着されてしまっているので、スマートキーの中にチップがあるのかないのかも不明ですので、色々と考えましたが別車両で使われていたチップが入っていると想定して作業を進めます。


車両に専用のコンピューターを接続し、

イモビライザーの登録を行っていきます。

あれやこれやと操作を繰り返し、登録完了です。





イモビライザーとスマート機能の両方が復旧し作業完了です。





ちなみにディーラー様ではイモビライザーコンピューター・スマートコンピューター・新品スマートキー本体・メカニカルキー・運転席キーシリンダーを全て新品に交換することで復旧されますが、


・費用が○○万円以上

・部品到着に1週間以上

・ディーラー様までのレッカー費用

・ドアロック開錠費用

・修理完了までのレンタカー費用


が必要となります。


また、年式が古くなってくると、メーカーでの新品コンピューターの製造が終了してしまっておりディーラー様でも作業を断られるケースも発生しているようです。


ディーラー様では今回のように現場で再登録する復旧作業はできません。

しかし、くるまのかぎやさんであれば、

リーズナブルにその場で復旧可能です。


スマートキーやリモコンキーの破損時は、使えなくなる前にくるまのかぎやさんにご相談ください。





当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。


年式や車種により在庫が異なりますので、

ご相談ください。



※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。

その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。


(以下検索用)



 
 
 

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