プリウス(NHW20)の開錠とメカニカルキーカット作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年6月25日
- 読了時間: 3分

販売店様より、プリウス(NHW20)の開錠とメカニカルキーカット作業のご依頼をいただきました。ありがとうございます。

今回は展示車両のバッテリーが上がっていたため、スマートキーに挿さっているメカニカルキーでドアを開けようとするもカギが回らない。ドアロックが開かないためボンネットが開けられず、ジャンピングすることができないという状況でした。

20プリウス(NHW20)は全車プッシュボタンのスマートキータイプとなっており、スマートキーの設定が2種類あります。

①グレード『G』と特別仕様車の『S 10thアニバーサリー』もうひとつは、②グレード『S』の2種類です。
①はスマートキーのエンブレムがメッキで、スマートキーを持っていれば
運転席ドアノブに埋め込まれた四角のスイッチを押すことでドアロック操作ができ、ダッシュボードにあるスロットにスマートキーを挿し込まなくてもエンジン始動が可能です。
②はスマートキーのエンブレムがメッキではなく黒色で、運転席ドアノブには四角のスイッチはありません。
スマートキーのボタンを押してドアロックを解除し、ダッシュボードにあるスロットにスマートキーを挿し込まなければエンジン始動できません。
このように、スマートキーの機能が違うためスマートキー本体も種類や登録方法が異なります。
まずは、ピッキングにてドアロックを開錠します。

20プリウスのかぎは、全車ギザギザのタイプになりますので、比較的スムーズに開錠できるはずなんですが…

こちらの車両はキーシリンダーをドライバーのようなもので悪戯されたような跡があり、シリンダー内部も奥まで傷が入っており、ピンの動きもおかしな感じが見受けられました。もしもキーが回らない原因が内部破損だとなると、新しくキーを作成しても回らない可能性があります。

慎重にピンを揃えていき無事開錠成功です。
次にキーシリンダーの情報を読み取り、メカニカルキー(バッテリーがあがった際にドアを開けるためのかぎ)のデータを比べてみます。
あっ!かぎのデータ(高さや深さ)とシリンダーのデータがちがう!
ということは、メカニカルキーがこの車両のものではない可能性が出てきました。
試しにシリンダーの情報からメカニカルキーをカットしてみます。
すると…スムーズにまわります。
となると、スマートキー本体は現車のものだが、メカニカルキーは別車両のものだったということになります。
新しくメカニカルキーをコンピューターマシンで高精度にカットし、動作確認して作業完了です。

最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。

他の展示車両のものでもないようです。
どこかで入れ替わってしまったんでしょうか?
在庫車はもちろん、買取時やオークション入庫時などにもお気をつけください。

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