プリウス(ZVW30)のスマートキー全紛失からの復旧作業
- くるまのかぎやさん
- 2021年3月15日
- 読了時間: 3分

お客様より、H22年11月登録のプリウス(ZVW30)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。
ありがとうございます。
ディーラー様にも相談されたようですが、納期や金額面でお悩みになられて当店にご相談いただきました。
ディーラー様ではイモビライザーコンピューター・スマートコンピューター・新品スマートキー本体・メカニカルキー・運転席キーシリンダーを全て新品に交換することで復旧されますが、
・費用が15万円〜
・部品到着に1週間以上
・ディーラー様までのレッカー費用
・ドアロック開錠費用
・修理完了までのレンタカー費用
などが必要となります。
今回のように現場での復旧作業はできませんのでくるまのかぎやさんにおまかせください。

30プリウスは全車スマートキータイプですので、スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブに手を差し込むことでドアロック解除、プッシュスタートボタンを押すだけでエンジン始動、ドアノブにあるデコボコのスイッチ部分に触れることでドアロックができる車両になります。

まずは施錠されているドアロックを開錠します。
運転席ドアノブのキーシリンダーをピッキングにて開錠していきます。

こちらのカギは内溝タイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。
通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。
ピッキングにて開錠成功です。
防犯のため、車検証と身分証の一致確認後、適合するスマートキーを在庫の中から選び出し、車両登録の準備を進めます。

いつものように、専用のコンピューターを車両に接続し、イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。
あれ?
専用のコンピューターにエラーが表示されました。
通常であれば、データ抽出が終わって登録に進むんですが、今回は何回やってもエラーが出て先に進めません。
うーん。困りました。
なぜだろう?
エラー表示の原因について色々考えましたが、開錠前から室内灯が付いたままになっていたのを思い出しました。
バッテリーの消耗による電圧不足の可能性を考え、バッテリーバックを接続し、車両の電圧を確保します。
何度かエラー表示を繰り返しましたが、チャレンジしているとスムーズにデータ抽出が完了しました。
その後、あれやこれやと手順を踏んでいき、新たなスマートキーを登録していきます。イグニッションスイッチボタンにスマートキーをかざして車両から反応があれば登録完了です。

次にメカニカルキー(バッテリーがあがったり、スマートキーの電池切れの際にドアを開けるためのかぎ)を復旧していきます。

キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。
高精度でスムーズに回るかぎが完成です。

動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。

当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。
年式や車種により在庫が異なりますので、
ご相談ください。
※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。
その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。
(以下検索用)
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