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ヴァンガード(ACA38W)のスマートキー全紛失からの復旧作業

  • 執筆者の写真: くるまのかぎやさん
    くるまのかぎやさん
  • 2021年10月20日
  • 読了時間: 4分



お客様より、H24年5月登録のヴァンガード(ACA38W)のスマートキー全紛失からの復旧作業のご依頼をいただきました。

ありがとうございます。





こちらのヴァンガードはプッシュボタンタイプとなっていますので、スマートキーをポケットやバッグの中に入れておけば、ドアノブに手を差し込むことでドアロック解除、プッシュスタートボタンを押すだけでエンジン始動、ドアノブにあるデコボコのスイッチ部分に触れることでドアロックができる車両になります。





まずは施錠されているドアロックを開錠します。


運転席ドアノブのキーシリンダーをピッキングにて開錠していきます。





こちらのカギは内溝タイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。


通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。


ピッキングにて開錠成功です。


防犯のため、車検証と身分証の一致確認後、適合するスマートキーを在庫の中から選び出し、車両登録の準備を進めます。





専用のコンピューターを車両に接続し、イモビライザーやスマートキーのデータ抽出を行います。





ヴァンガードのスマートキーは外観は同じですが、内部基盤が2種類あり、適合するもの以外は登録できません。


適合のものを選び出し、あれやこれやと手順を踏んでいき、データ抽出完了後、新たなスマートキーを登録します。





イグニッションスイッチボタンにスマートキーをかざして車両から反応があれば登録完了です。





次にメカニカルキー(バッテリーがあがった際にドアを開けるためのかぎ)を復旧していきます。





こちらのカギは内溝タイプと呼ばれており、両面の内側に溝が掘り込まれるタイプの特殊キーになります。

通常の外側がギザギザしているタイプよりもセキュリティも高くなっていますので、開錠にも技術が必要です。


キーシリンダーの情報からコンピューターマシンでキーをカットしていきます。

高精度でスムーズに回るかぎが完成です。





動作確認を行い、最後にお客様にもご確認いただき全ての作業が完了です。


ちなみにディーラー様ではイモビライザーコンピューター・スマートコンピューター・新品スマートキー本体・メカニカルキー・運転席キーシリンダーを全て新品に交換することで復旧されますが、


・費用が高額(○○万円以上)

・部品手配から作業完了までに1週間程度

・ディーラー様までのレッカー費用

・ドアロックの開錠費用

・修理完了までのレンタカー代車費用


などが必要となります。


また、年式が古くなってくると、メーカーでの新品コンピューターの製造が終了してしまっておりディーラー様でも作業を断られるケースも発生しているようです。


ディーラー様では今回のように現場での復旧作業はできませんが、くるまのかぎやさんであれば、リーズナブルにその場で復旧可能ですので一度ご相談ください。



また、トヨタのスマートキーは一度車両に登録したものは他の車両へ登録することは出来ない仕組みになっておりますが、当店では特殊な機械を利用して未登録の状態(初期化)にすることが可能です。

もちろんスマートキー基盤に手を加えたり、改造したりするようなことは一切行っておりませんのでご安心ください。


当店では、環境にもお財布にもやさしいリユース部品(安心のメーカー純正品)のインテリジェントキーやスマートキーを採用しておりますので、リーズナブルに全紛失復旧やスペアキー作成が可能です。


年式や車種により在庫が異なりますので、

ご相談ください。





※一部メーカーや車種により、リユース部品を使用できず、新品部品のみの対応となる場合がございます。

その場合や、新品部品をご要望の場合は、別途料金や納期が数日かかる場合がございます。




(以下検索用)



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